猫のワインボトルに魅せられて

猫のワインボトルに魅せられて

猫のシェイプをしたワインボトル。
十数年前に初めて出会って以来、今でも持っていない色を見るとつい買ってしまいます。
あのすらりとした美しいシルエットは、部屋に置くだけで空気が変わるんですよね。
飾り物としても、花瓶としても優秀。まさに“猫好きのためのインテリア”。

ドイツでは
「黒猫が乗った樽のワインは美味しい」
と言われていたそうで、そこから黒猫をモチーフにしたラベルのワインが作られたとか。
この猫型ボトルも、その流れで誕生したようです。
猫好きとしてはありがたい文化…どうかずっと生産を続けてほしい！

ワインの産地と味わいの違い

販売元は モーゼルランド社。
使用されているブドウ品種はリースリングですが、産地が

Rheinhessen（ラインヘッセン）

Mosel（モーゼル）

の二つに分かれています。

ラインヘッセン

ナーエ川とライン川に接する、ドイツ最大のブドウ栽培地

リースリングの白はソフトでまろやか

モーゼル

世界最北のブドウ栽培地

モーゼル川の反射光で熟成を助ける、独特の環境

昔はドイツの白ワイン「マドンナ」が大好きだった私ですが、
いまはメルローのフルボディ赤が好み。
正直、この白は最近の私には甘すぎるので、炭酸で割ったり料理酒に使ったりしています。

色ガラスの美しさと変遷

ピンク系の瓶は特にお気に入り。右端はあまりに可愛くて2本買いました。
クリアな瓶にはロゼが入っていて、コルクにも猫の絵が入っているという芸の細かさ。
可愛いので、今も瓶口に残ったまま飾っています。

コレクションを始めたのは2010年以降。
当時は色ガラスのボトルで、飲み終えた空瓶に光が当たるとそれはもう美しく、
まるでステンドグラスのように輝いていました。

しかしある時期から プラスチックのラッピング瓶 に変更され、
鮮やかな色は増えたものの、私はどうしてもガラスの魅力が忘れられなくて少し残念……。
でも、ラッピング瓶でもコルクに猫の絵が入っていたのは嬉しいポイント。
コレクターとしては結局買ってしまう（笑）。

最近のものは再び色ガラスに戻っているようで、
今回 World Market で見つけたのは濃い緑の“曇りガラス”。
ステンドグラスのランプを作りたくなるような、深くて美しい色です。

コレクションの原点
MegaHouse「黒ねこシェフのイタリアン」

そもそも猫ボトルを集め始めたきっかけは、
MegaHouse のミニチュア玩具「黒ねこシェフのイタリアン」。

中でも「あつあつピッツァセット」に付いていた、猫型の小さなボトルが可愛すぎて、
“これの本物サイズが欲しい！” と探し始めたのがすべての始まりでした。

気がつけば 総数20本 の大所帯。
色違いを見ると買わずにいられない私ですが、
ただし絶対に 定価では買わない（重要）。
趣味は長く続けてこそ楽しいので、出費は抑えるのがマイルール。

主な購入先は

リーズリッカー（2025.9 記事で紹介）

World Market（2025.8 記事で紹介）

空瓶なのに形が可愛いから、今ではコレクターアイテムとして人気があり、
ebay では色つきボトルが送料込みで30ドル前後で出ています。

ふみこ

綺麗でおしゃれなボトルって、どうしても捨てられないの〜