森のクマさんのコーヒータイム
赤いキャップに蝶ネクタイ、ストライプのオーバーオールを着たクマさん。
なんてチャーミングなんでしょう!
しかもコーヒーカップにはちゃんとコーヒーが注がれていて、切り株のテーブルにはスライスされたパンまで。細部まで「気が利いてる」おもちゃです。
▲ コーヒーを注ぐクマさん
このクマさんは、右手のポットを上下させてカップにコーヒーを注ぐ仕草をします。
すると、カップからほんのり煙が立ちのぼるのです。
その後、左手のカップを口元へ運び、頭を前後に動かしてまるでコーヒーを飲んでいるかのような動作。
またカップを下げ、ポットを傾け…この一連の動きを繰り返します。
ポットから出る煙は、内蔵されたオイルが熱せられて発生する仕組みとのこと。
リアルな動きに加えて煙まで出るなんて、本当に凝った作りですね。
▲ リプロダクションボックス
出会いとコレクションの思い出
このおもちゃは、約15年前に eBay のオークションで落札しました。
箱は残念ながらオリジナルではなく、セラーさんが付けてくれたリプロダクションボックス(コピー箱)。
ちなみにこのおもちゃには「MAXWELL Coffee Loving Bear」と「Coffeetime Bear」の2種類の呼び名があり、どちらも野村トーイ製で評価価格も同じです。出回りは比較的多いですが、煙まできちんと出るコンディションはなかなか希少だと思います。
当時、Battery Operated Toy を集め始めたばかりの私は、少しでもコレクションを増やしたくて完品ではなくても入札を決意。
特に私の Wish List は「動物もの」が中心で、猫ちゃん系は常に上位。
今も探しているのが Yummy Yum Kitten(Linemar製)。
現存数が少なく、オークションでもめったに登場しません。
以前一度だけ完品を見かけましたが、$500を超えていたので泣く泣く諦めました。
入手のヒント
MAXWELL Coffee Loving Bear(または Coffeetime Bear)は、eBay などの海外オークションで比較的見つけやすいおもちゃです。
ただし、動作が完全で「煙まで出る」コンディションのものは珍しく、価格もやや高めになります。
完品(オリジナル箱付き)はコレクター人気が高く、見つけても高額になることが多いですが、リプロダクションボックス付きや本体のみであれば比較的手が届きやすいかもしれません。
状態を重視するか、コレクションの数を増やすかは悩みどころですが、出会ったときのタイミングもご縁のひとつですね。

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Amazonで見つけた野村トーイのクマさん 服も似てるし年代も近い!兄弟?