Orchids Garden(オーキッズ・ガーデン)で楽しむ本格飲茶
ラスベガスにある中華レストラン 「Orchids Garden(オーキッズ・ガーデン)」 をご紹介します。
ここは、なんと いつ行っても飲茶(Dim Sum)が楽しめる 嬉しいお店なんです。
通常の中華レストランでは飲茶は午後2時ごろまでの提供が一般的ですが、Orchids Garden ではランチでもディナーでも点心を堪能できます。
カートで運ばれる点心
レストランの醍醐味は、点心の入ったワゴン。
好きな料理を見つけたら、指差してスタッフに伝えるだけ。
テーブルに置かれたら、スタッフが注文カードにスタンプを押してくれます。
会計時はそのカードをもとに合計金額が計算される仕組み。とてもシンプルでわかりやすいです。
Dim Sum を楽しむコツ
飲茶は英語で Dim Sum(ディムサム)。
Orchids Garden では広東料理も提供されていますので、飲茶を楽しみたい場合は最初に席に案内されたとき「Dim Sum」と伝えるのがおすすめです。
ちなみに、日本では定番の「エビのチリソース」は、実は日本で考案された料理。そのためラスベガスではほとんど見かけません。
代わりに人気なのが Honey Walnut Shrimp(胡桃とエビのハニーマヨネーズ和え)。日本でも“エビマヨ”が人気ですが、本場で食べるとまた違った美味しさがあります。
週末は大混雑!
週末や祝日は他州からの旅行客も多く、とても混み合います。
私のカリフォルニアの友人も、ラスベガスに来るたびにこのお店で飲茶を楽しむそうです。
私はいつも、平日の空いている時間を狙って訪れています。
お茶の文化
台湾の友人に教えてもらったお茶にまつわるエピソードがあります。
お茶を注いでもらったとき、感謝の気持ちを 人差し指と中指でテーブルを2回軽く叩いて表す習慣 があるそうです。
昔、中国の皇帝が庶民に変装して街を歩いた際、護衛が感謝を声に出すと正体がバレてしまうため、ひれ伏す姿を指で表したのが始まりなのだとか。
私はそれ以来、中国の方にお茶を注いでいただいたときには、この習慣でお礼を伝えるようにしています。もちろん、やらなくても失礼にはなりません。
我が家の定番点心
私の家族がいつも注文するのはこちら。
左上から順に
鶏の足(Chicken Feet) 豚スペアリブ ニラ餃子 タロ芋のフライ エビ餃子 大根餅 ちまき
ナスの揚げ物 中華まん 人気でよく売り切れるエビのライスヌードル 湯葉まき
家族のリクエストは「鶏の足」。コラーゲンたっぷりでビールに合うのだとか。
私は断然「タロ芋のフライ」派!

一皿の量は少なめですが、種類が豊富なので、ついあれもこれもと欲張ってしまいます。
食べきれなかった分は持ち帰って、翌日に自宅でビールを片手に「おうち飲茶パーティー」を楽しむのも最高です。