高橋理佐さんの「ねここね」
この本は、ただ眺めているだけで幸せな気持ちになる一冊です。
粘土で猫を作る基本が、シンプルなのに大事なポイントをしっかり押さえて解説されています。
初めて粘土細工作りに挑戦する人でも、すーっと入りやすい感じ。
私は何かちょっとでも難しいと思ったり、混乱しちゃうとすぐにやる気がしぼんでしまうタイプ。でもこの本は、その「やる気ダウン」の道に落ちていく心配がほとんどありません。
私のお気に入りポイント
猫ちゃんのフォルムがふくふくしていて可愛い
作り方の手順がとてもわかりやすい
作った後の作品の活用アイデアが広がる
随所にあるダジャレが私向き
石膏でレリーフ型を作る方法がとても参考になった

「ねここね」2008年発行 94ページ
実際に作ろうと思ったけれど…
この本を読んでいると、自分でも簡単に作れそうな気持ちになってきます。
しかし実際には奥が深く、私はまだひとつも完成させられていません。
理由はいろいろあります。
アメリカで欲しい材料が揃わない(10年以上前は今より入手が難しかった)
作り始める前に必要なものが全部揃っていないと落ち着かないタイプ(作業中に準備不足で止まるのが嫌)
でもなぜかいつも何かが起こり中断する

それに、ラスベガスは乾燥が激しすぎて、
ゆっくり乾燥させるには細心の気配りが必要で、その気配りがめんどうでまた止まる……。
色付け前でずっと作業ストップの状態です。
さらに言えば、
日本から粘土を持ってこようと思ったこともあるのですが、粘土だけは抵抗があって実行していません。


「ねこひねり」2011年発行 79ページ
この本も、粘土で猫を作る方法に加えて、作品集としても楽しめます。
作品と一緒にダジャレが載っていて、思わずクスッと笑ってしまうのも魅力。
前回の本の改訂版のようにも感じられて、作り方がさらに見やすくなっています。
特に色付けの説明が前回より詳しく、とても参考になります。
そのほかの本
「またたび」(2024年発行 81ページ)という本もありますが、こちらはまだ購入していません。
次回日本へ行った時にチェックしようと思っています。
著者・高橋理佐さんについて
高橋理佐さんは、“ねこ粘土ニャーチスト”として知られる、猫作品を専門にした粘土作家さんです。
どの作品も、猫好きの心をくすぐる ふくふくとしたフォルム と ユーモアのある表情 が魅力で、一目で「高橋さんの作品だ!」と分かる独自の世界観があります。
美大はフランスの ヴェルサイユ市立美術学校 を卒業。
ヨーロッパでの美術経験が今の作風にも生きているようで、作品にはどこか品がありつつ、肩の力が抜けた“癒やしの存在感”があります。
2003年から個展活動を開始し、以降も全国で個展を開催。
東京・谷中の「ギャラリー猫町」でも何度も展示を行っていて、猫好きの間ではとてもファンが多い作家さんです。
作品の特徴としては、
丸みのある優しい造形
ちょっとクスッと笑えるダジャレとセットの世界観
日常の猫のしぐさをユーモラスに切り取る感性
作品ひとつひとつの“物語性”
などがあげられます。
ギャラリー猫町(谷中)2015年撮影
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