コロナ前の入場者は、約160,000人
2021年は、バーチャル開催
2022年は、約40,000人(バーチャルと展示開催)
2023年は、約115,000人
CES 2023、最終日に行ってきました。
普通であれば一般の方はコンベンションに入れません。が、
今回は特別に入場出来る機会を得る事が出来ました。ラッキー!
3年ぶりの本格的なリアル開催でした。
CESは南北に伸びるストリップストリート内に設置された3エリアで開催され
最も大きいのがラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)で開催されたものです。
173ヵ国 3200社以上が出展しました。
コロナ窩前に開催された2019年のCESには4400社以上が出展していたので
コロナ窩前に比べると出展した企業は減っていました。
「CES」 と言えば、以前は「Consumer Electronics Show」 の略称でしたが、
現在は単に「CES」(シーイーエス) と言うイベント名になり
「3年後の世界が見える」と言われるイベントです。
最新の家電のショーと言うより、最新のデジタル商品のショーに変わった様です。
ノースホールはヘルスケア関連の産業が集められ、
ウェストホールは自動車産業向けに用意されているようです。
いかにも話題性のある企業が展示していました。
セントラルホールでは、ソニーとホンダのコラボによる新型EVが展示され、
自動運転などに関する様々なソリューションが発表されていました。
『サントリーの研究』
LDR(Liquid Drawing!)
飲み物や水の中に液体で自在にイラストやメッセージを書くことができる世界初のプリンターです。
世界で初めて液体をキャンパスにし、食品由来の描画飲料を使って、
文字やイラスト、3Dパターンを描き出せる技術です。
この技術で、同じデザインの飲料を飲むことで楽しみを共有し、
コミュニケーションと演出の可能性を広げられるとされています。
『電気で走るバイク』
写真はダヴィンチ・モーターが米国で初公開した「DC100」です。
排気量1000ccのオートバイに匹敵するとされ、モーターは最大135hp、最大トルク86.7kgmを引出します。
0〜100km/h加速を3秒で駆け抜け、最高速は200km/hに到達すると言われています。
『デロリアン』
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズに登場する、
車型タイムマシンのモデルになったものです。
「デロリアン・モーター・カンパニー」は今回開催された
CES2023で新世代デロリアンのプロトタイプ発表しています。
まるでSF映画に登場する小型宇宙船のようなボディをしています。
バック・トゥ・ザ・フューチャー世代の私、
映画の内容を思い出しながら、ウキウキして写真を撮りました。
その他にベンツのEVや電気自転車などなど見られました。
今回のCESでメルセデス・ベンツはEVnの生産にOmniverseが採用されていることを発表しました。
実際に公開されていた映像ではOmniverseでの生産ロボットと
リアルな生産ロボットが同期している様子が見られたそうです。
「Omniverse」とは3D設計コラボレーションやデジタル ツイン シミュレーションを
構築するためのオープン プラットフォームです。
Panasonicでは電動アシスト自転車(XEALT M5)が紹介されていました。
走行性とスタイリッシュさが求められるスポーツタイプの電動アシスト自転車を開発。
小型ながら大容量のリチウムイオンバッテリーをフレームと一体化して、
ダイナミックで力強いスタイリングと長い航続距離が実現できるようです。
最も興味を引いたのは、イーロンマスクが作ったテスラー専用のトンネル。
コストを削減するために車1台が通れるほどの大きさのトンネルで、1車線の一方通行。
イーロンマスクが所有している掘削会社を使って完成させたトンネルです。
トンネル内の道路の脇、下側に変色するLEDライトが敷かれ、側壁が明るく光っているように見えます。
今回は人が運転しているので、狭いトンネルを走っている間に少し不安を感じましたが、
これが自動運転であればきっと、ユニバーサルスタジオのアトラクションのように不安は少ないかもしれないですね。
今回は、せっかくなので長い距離を選んで乗ってきました。
このトンネルは将来はラスベガスの空港までつながる予定だそうです。
現在ある地上のモノレールと、どちらが早く完成するのか楽しみです。
現時点では、ラスベガスコンベンションセンターのサウスホールからストリップ大通りに立っているリゾートワールドホテルまで。
私が乗ろうとした時はウェストホールからリゾートワールドホテルまでの区間は運転していませんでした。
今回のCESでは、猫ちゃんを「2つ」見つけました。
1つはキャタピラー社 “CAT”
荷物を100トン積んで65キロで走行できるようです。
それからGPSを使ってリモートでオペレートが可能。
初めてこの重機!?を知ったのは私が中学生の頃
ずーっと、ずーっと昔のこと
兄がアメリカにホームステイしている時に撮ってきた写真の中の1枚に写っていました。
重機と並んで撮った写真、
「でっ、でかい!!」「 アメリカってすごいなぁ〜」
兄の撮ってきた写真やお土産は田舎育ちの中学生の私に想像を遥かに超える斬新なものに映っっていました。
その後、成人してから仕事の関係で行った某火力発電所の建設中の工事区域内で見つけました。
「写真と一緒!」「やっぱりでかい!」
そう思いながら興奮して見ていた記憶があります。
めったにない、いや、一生ないであろうキャットの荷台に乗ってみました。
とってもでかい猫ちゃんでした。
もう一つの猫ちゃんは会場の中にある仕切りのドアに描かれていた絵です
さりげなく書いてあり、しかも小さい猫ちゃんでしたが見逃ません。
どんなところでも猫ちゃんを見つけると嬉しくなっちゃう。
会場ではコロナのテストキットが無料で配られていました。
その他にも各社のグッズをいろいろいただいてきました。
Googleの展示内に入ると手作り?のスロットマシンが二台置いてありました。
柄が揃うと何か良い景品がもらえるようでした。
私はハズレだったので、チョコレートやジェリービーンズが入っているカプセルが出てきました。
会場内で飲食できる場所は思ったよりありました。
どこへ行ってもスターバックスは人気ですね。
ホテルについて
コンベンションの期間、特にCES開催中はホテルの宿泊料が跳ね上がります。
コロナ前では約3倍に膨れ上がりましたが、今年は約2倍ぐらいの価格まで高騰しました。
ベガスのホテルで使われているシステムのソフトウェアは完全変動型。
CES期間中は高めの設定ですが、需要が予想値を超えるとどんどん値が上がるようです。
普段は低価格のホテルやモーテルなども料金がびっくりするほど変わります。
それでも満室が多くCES期間中は、宿泊先を見つけるのが大変です
飲食店について
コロナ前までは飲食店のメニューの値段がコンベンションの時期に
価格が上がることがよくありました。
今回はそんな話は全く聞きませんでした。
交通機関について
コンベンションの期間にタクシーは利用する際、乗り場でかなり待たされます。
Uberもなかなかつかまりません。
コンベンションセンターからはシャトルバスがでていますが、長い列ができていました。
昨年と比べてコンベンションビジネスは活気が戻ってきた感じがします。
あっという間に3時間ぐらい歩きました。
「もう足が棒。 どこか椅子に座ってゆっくり休みたい」
と言うことでリゾートワールドホテルのカジノへ直行。
ウェストホールからは歩いて約5分。
ちょっとスロットマシーンで遊んで
ついでにお酒もいただき
ゆっくりしてきました。
フードコートにこんなお店がありました〜
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